2013-05-11

夏障子

夏障子(なつしょうじ)は簾戸(すど)、御簾戸(みすど)、 葦戸(よしど)とも言われ、簾(すだれ)をはめこんた建具。
夏になると紙を貼った障子や襖と交換して、閉めたまま通気ができ、日除けになり、視覚的にも涼しげになる優れもの。
本来、建具にあわせて簾を専門の職人さんにお願いする。素材は萩・葦・竹ヒゴなど。模様、太さ、糸を変えて様々な仕様がありどれもス・テ・キ!

デ・ス・ガ…今回の障子は低予算でベストを尽くしてということで、依頼された方より市販の簾を支給してもらい製作。
そしてこういう時に限って寸足らずが発生。 ならばと、別の簾をほどいて私が編んで対応。
凛とした和室にある簾戸とは違い、手作り感がしみでるものになったが、リクエストには答えられたかと。
きっと、よい夏を過ごして頂けるでしょう。
   

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